株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン

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光村図書出版 株式会社様


光村図書出版 株式会社
書道課
副編集長・IT 推進室
西村 智子 様
光村図書出版 株式会社

ネットワークパブリッシングにより実現。 出版業界における編集業務の効率化

-WoodWing Enterprise/Adobe InDesign/InCopyにより実現するデジタル時代のワークフロー-

編集者の知的生産性向上へ向けて
光村図書出版株式会社は、教科書や副読本の編集・制作におけるワークフローの中核システムとして『WoodWingEnterprise』を運用しています。本システムは、同社編集部及び社外協力会社の100名を超えるユーザーに使用され、すでに小・中学校各5教科、高等学校2教科の教科書・副読本・学習指導書が本システム上で製作。現在も2013年以降に発行される予定の教科書・学習指導書の製作が進んでいます。効率手的な編集・製作環境をシステムで構築されている同社ですが、システム導入以前はさまざまな課題があったといいます。
「子供が楽しく、かつ自然に学習を行うことが出来る教材を提供するには、あらゆる要素に配慮し編集・製作を進める必要があります。そのため作り手としてクオリティに徹底してこだわり、最後の最後まで妥協せずに修正を繰り返します。しかしあるとき、教科書の編集者として最も大切である“教材に向き合う時間”が知らず知らず減っていることに気がつきました。」(西村氏)
システム導入以前、同社編集部は編集・製作工程における煩雑な事務作業に悩まされていました。レイアウト用テキストデータや画像の作成、CDやMOで行われる誌面・素材データの受渡し、データの差し替えのたびに行われる前面照合などの業務です。こうした事務作業に圧迫され、教科書の品質を向上するための推敲時間が十分に確保できないという課題があげられていたのです。
編集・制作の共同作業を実現する唯一のシステム
同社では、これら課題を解決すべくWoodWingEnterpriseを導入しました。「WoodWingEnterpriseを知るきっかけとなった展示会での紹介で、本システムが弊社に最適だと確信しました。本システムの大きな特徴はネットワークを介したサーバベースの共同作業です。各スタッフは、AdobeInDesign/InCopyのプラグインからセンターサーバー上のマスターファイルへアクセス。ライティング・デザイン・校正といった作業を同時平行で進めることのできるネットワークパブリッシングは同社の構想に最適な仕組みでした。こうしたコンセプトを持つシステムは他にありませんでした。」(西村氏)
ネットワークパブリッシングによりデータの受け渡しが不要に
同社の運用では、社内の編集部・外部のアートディレクター・印刷会社の3者がWoodWingEnterpriseサーバを中心に作業を共有します。WoodWingEnterpriseの運用では、はじめにデザイナーがInDesignを使用してサーバ上でデザインを行います。これを受け、編集者はサーバ上に制作されたデザインに対しInCopyを使用して直接原稿を入力。このように、入稿から制作、責了に渡る作業を、すべてオンラインのマスターファイル上で関係者が直接作業を行うことができます。そのため、従来の煩雑なデータの確認作業や受渡手配などの物理的な受渡し業務が不要の、効率的な製作環境を実現しています。
入稿時・校正時・進行管理での導入メリット
同社では本格稼動を開始するなかで、すでに様々な効果をあげられています。InDesignで作成されたデザインデータに対し、InCopyを用いて直接原稿を打ち込めるようになり、印刷会社の方との余剰な受渡し・戻しの作業が削減しました。また、従来同社の編集部で作業指示のために行われていたWordデータの図版作成が、デザインデータ上でテキストを直接受け渡せることで不要となり、大きな負荷削減へとつながっています。さらに、文字・文章修正が編集部内で直接行えるようになったことで、校正の工程も効率的になっています。
「従来はひとつの修正も全て外部の組版の方に依頼を行い、2・3日のタイムロスとなっていました。このような部分が削減され、フレキシブルなワークフローが実現しています。また、進行管理のプロセスでは、WoodWingEnterpriseの導入によりサーバ上で進んでいる最新の作業状況を、Webブラウザから確認を行うことが可能です。進行管理での出入稿管理表の作成や更新・報告業務などの余剰作業は削減され、編集者は本来の作業に集中できる環境を実現しています。」(西村氏)
BCP への取り組みと今後の展望
現在、同社ではBCP(事業継続計画)の観点から、WoodWingEnterpriseシステムの管理をVPJがサポートする沖縄のデータセンターで行っています。本データセンターでは、システムの管理だけではなくデジタルアセット管理サービス“DigitalAsset”の提供も行っています。“DigitalAsset”は、Webブラウザで利用ができるデータ管理クラウドサービスです。登録された誌面データはすべて自動で誌面のプレビューが生成され、教科や発行年月などといった関連情報と紐付け登録ができます。同社では教科書のアーカイブデータの保全性を高める目的で、本サービスの利用も開始しました。今後、同社ではこうしたアーカイブ環境の充実とともに、WoodWingEnterpriseの活用を進めていきます。
「従来、当社の教科書データは、協力会社より納品されたDVDに保存された下版データが唯一のアーカイブでした。今後、本サービスの利用により、遠隔地で二重化して誌面のPDFファイルを管理することが出来ます。そのため、万が一の際も教科書が生徒に届けられる環境が実現されます。また、構想中ではありますが今後の展望として、従来の教科書制作に用いた誌面や素材を活かすことができるWoodWingEnterpriseを、デジタル教科書の編集・制作での運用も検討していきたいと思っています。デジタル教科書の研究をすすめながら、本システムの効果的な活用を進めていきます。」(西村氏)
光村図書出版 株式会社について http://www.mitsumura-tosho.co.jp/
昭和24年の創立以来、60年以上に渡り、小学校・中学校・高等学校の教科書を中心に本作りを進めてきました。根底には、常に子どもたちの視点に立って、斬新で楽しい教材、自然に力が身につく教材を発掘し創造し続けていきたいという思いがあり、近年は「デジタル教科書」の開発にも意欲的に挑戦しています。光村の教科書で学んだ教材を一つでもいいから覚えていてほしい、大人になったときに子どもたちに伝えていってほしいという願いをもって、日々、教科書作りに励んでいます。
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