Pressrelease

プレスリリース

2009年12月26日

独・IRIDAS社と販売代理店契約を締結

リアルタイムプレビューからDIフィニッシングまで低価格のハイエンドRAWワークフローソリューションを提供する

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称: VPJ、本社: 東京都渋谷区、代表取締役: 三村 博明)は、独・IRIDAS社(本社: Munich、CEO:Lin Sebastian Kayser)と販売代理店契約を締結し、同社が放送・映像業界へ向けて提供するRAWワークフローソリューション製品のマーケティング及び販売活動を開始します。 IRIDAS社の開発するプロダクトラインは映像制作ワークフローやビジュアルプレゼンテーション市場に対し、オープンアーキテクチャーを基本コンセプトにOSの混在環境、そして各種アプリケーションとの連携を前提に開発されています。特にHD、2K、4Kそして3Dステレオ対応など情報量が増大する最新のワークフローにおいて常に最先端の入出力機器に対応しながら映像業界に革新的なソリューションを提供しております。2000年の設立以来革新的なソフトエアベースのリアルタイムRAMプレビュー技術をベースに、早期から3Dステレオ対応に着手しています。
現在の同社のプロダクトラインは最新のデジタルビデオカメラのRAWワークフローに着目しており、カラーグレーディングからトランスコーディングまでリアルタイムワークフローを実現しています。

<ソリューション紹介>

同社のリアルタイム技術はNVIDIA社のGPUをベースに開発されおり、FX5800SDIを搭載した汎用のPCワークステーションで2K,4K解像度のR3Dを含むRAWデータのリアルタイムプレビューを実現。さらにプライマリーレベルのカラーコレクションからセカンダリーレベルのDIフィニッシングそして3Dステレオ対応まで全てオープンプラットフォームによるRAWワークフローをサポートします。各種プロダクトラインは全てソフトウエアベースなので、低価格でありながらハイエンドユーザの要求仕様にも対応しております。
映像制作環境のオープン化が進むなか、制作現場においてはさまざまなアプリケーションやプラットフォームが混在し、ファイルベースのワークフローが標準となっています。VPJは映像制作現場に対し、ファイルベースワークフローをサポートするSANを中心としたシステムインテグレーション、運用コンサルティングなどのサービスを提供しており、同社がインテグレートするより高いコストパフォーマンスで生産性を追及する映像制作環境においてIRIDAS社プロダクトラインは最適なソリューションであると考えています。

・MetaRender
MetaRenderはRAWファイルから他のファイルフォーマットへのバッチトランスコーディングを行います。オフライン編集の為のQuickTimeプロキシや専用のDIフィニッシングシステム向けにフル解像度のDPXファイルを生成する事が可能です。DPXの他TGA,TIFF, AVI, QuickTime, AVIなど映像分野で必要とされるあらゆフォーマットに対応。reel IDやtimecode,アウトプットファイルのヘッダー情報の名前やパス等のめた情報もサポートします。

・FrameCycler
FrameCyclerプロダクトラインは映像制作フローに必要なDPXやOpenEXR等の非圧縮データそして最新のデジタルシネマ業界で普及しているRAWファイルのリアルタイムプレビューを様々な環境でサポートします。FrameCycler PROはワークステーション上で実現する連番非圧縮データのRAMプレビューツールです。FrameCycler DDSはEDLコンフォーム、ステレオ3Dタイムラインをサポートするディスクからのリアルタイムプレイバックツールです。FrameCycler DIはプライマリレベルのカラーコレクションをサポートするリアルタイムプレイバックツールです。

・SpeedGrade
SpeedGradeは統一されたカラーワークフローのあらゆる局面をサポートするプロダクトラインです。SpeedGrade OnSetは撮影者やポストアーティストが映像の見栄えや事前の色調整を簡単に行えるツールです。そして、SpeedGradeDI/XRはセカンダリレベルのカラーグレーディングを備えた4Kリアルタイムを可能にする3Dステレオ対応のフィニッシングツールです。XRはQuickTimeやAVIと同様にデジタルシネマカメラのRAWファイルをサポートします。DIはDPX等の連番ファイルへの対応も万全です。

関連情報:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要

□本社:東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル7階
□代表取締役:三村博明
□設立:平成6年1月6日
□資本金:3500万円
□事業内容:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、コンテンツオーサリング環境を総合的にインテグレートするソリューションプロバイダとして1994年に設立。Windows、Mac、UNIXが混在するクロスプラットフォーム環境でのシステム構築、通信プロトコルやファイルフォーマットの違いから生じる問題の解決を得意としており、DTP、CG、ビデオと広がりを見せる画像・映像を中心とするコンテンツ制作分野への豊富な経験とノウハウが特徴です。VPJの提供するシステムは主に制作ワークフローの構築に主眼を置いており、独自のワークフローアプリケーションやデータベースなど最新のITをベースに構築されています。これらのシステムは、テレビ局、CG/ビデオプロダクション、大手印刷会社、広告代理店、デザイン事務所等のコンテンツ制作市場に幅広く納入されています。

製品・リリースに関するお問い合わせ
  • 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
  • TEL:03-4361-2018  FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp