Pressrelease

プレスリリース

2008年06月06日

VPJ,株式会社エアフレイムにSANシステム「metaSAN」を納入

同社におけるHDコンテンツ・ノンリニア編集作業のインフラシステムとして採用

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称: VPJ、本社: 東京都渋谷区、代表取締役: 三村博明)は株式会社エアフレイム(本社: 東京都渋谷区、代表取締役: 大浦清)にクロスプラットフォームSANソリューション「metaSAN」を納入しました。「metaSAN」は同社における大容量HDコンテンツ制作案 件の増加に伴うノンリニア編集作業のインフラシステムとして採用、導入されています。

導入効果

同社に納入されたmetaSANシステムには4Gbpsファイバーチャネルにより16TBのディスクがセンターストレージとし て構築されています。またFinal Cut Proベースの編集端末が4台、metaSANクライアントとしてセンターストレージのボリュームを共有しています。 metaSANの導入後、クリエイターはセンターストレージに管理されたファイルを編集機のOSを問わず、社内の全ての編集室から高速に共有が可能になり ました。これにより同社が数多く手がける非圧縮10bit HDの編集作業においてもデータの共有が可能になり、作業工程の生産性が大幅に向上しております。
metaSANの導入以前は、NASによるファイルサーバを構築しており、Final Cut Proによるテープキャプチャデータを他の編集機が利用する時は、ローカルディスクからファイルサーバに一旦アップロードし、再度必要とするデータをダウ ンロードしていました。また、場合によっては物理的にハードディスクを編集室から編集室へ持ち込む事もありました。
つまり、metaSANによりNASファイルサーバへのデータコピーが不要になり、編集者はキャプチャ作業と平行し別の Final Cut Pro端末から直ぐにファイルを開き編集を進めることが可能になりました。これにより従来のワークフローで発生していたネットワーク越しのデータアップ ロードやダウンロードが解消されると同時にデータ管理も一元化され、社内機材の最適化とワークフローの合理化を実現しています。

クロスプラットフォーム対応SANソリューション:「metaSAN」とは?

metaSANは、Windowsを中心にMac OS XやLinuxなどが混在したクロスプラットフォーム環境での高速ファイルシェアを実現するSANマネジメントソフトウェアです。OSを問わずにSAN環 境が構築出来るため、制作環境の設備やOS、アプリケーションに依存せず自由にシステムを設計することが可能になります。metaSANによるワークフ ローにおいてネットワーク上のストレージはセンターストレージだけであり、各クライアントはストレージに直接、高速ファイバーチャネルで接続されていま す。そのため、従来のファイルサーバ運用で発生するデータアップ/ダウンロードフローが不要となり複数端末によるセンター ストレージ越しの共同作業を実現します。

関連情報:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要

□本社:東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル7階
□代表取締役:三村博明
□設立:平成6年1月6日
□資本金:3500万円
□事業内容:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、コンテンツオーサリング環境を総合的にインテグレートするソリューションプロバイダとして1994年に設立。Windows、Mac、UNIXが混在するクロスプラットフォーム環境でのシステム構築、通信プロトコルやファイルフォーマットの違いから生じる問題の解決を得意としており、DTP、CG、ビデオと広がりを見せる画像・映像を中心とするコンテンツ制作分野への豊富な経験とノウハウが特徴です。VPJの提供するシステムは主に制作ワークフローの構築に主眼を置いており、独自のワークフローアプリケーションやデータベースなど最新のITをベースに構築されています。これらのシステムは、テレビ局、CG/ビデオプロダクション、大手印刷会社、広告代理店、デザイン事務所等のコンテンツ制作市場に幅広く納入されています。

製品・リリースに関するお問い合わせ
  • 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
  • TEL:03-4361-2018  FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp