Pressrelease

プレスリリース

2016年11月10日

VPJ、新型制作ワークフローサーバー「ターボサーバーEXPRESS」リリース

月額29万円からの新価格にてリリース、フルデジタル制作ワークフローによるコスト削減と顧客サービス展開によるビジネスの囲い込みを実現

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称:VPJ、本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼社長:三村博明)は、国内300社以上の導入実績を誇る印刷会社向け制作ワークフローサーバー「ターボサーバー」を大幅にリニューアルし、機能を強化して「ターボサーバーEXPRESS」としてリリースいたしました。顧客視点でのサービス提供実現のためインターフェイスを一新し、様々なプリプレスソリューションとの連携による強力な制作改善機能を搭載しています。

<リリース概要>
「ターボサーバーEXPRESS」は、VPJが約20年間に渡る「ターボサーバー」の販売・コンサルティングサポートで培った印刷業界におけるワークフローノウハウを搭載した独自開発のワークフローソリューションです。制作ワークフローのデジタル化により自社の制作業務改善が実現し、生産性向上やコスト削減を実現します。また、印刷会社が所有する“デジタルデータ”に付加価値をつけてサービスツールに変え、顧客に向けたサービス展開を行うことでビジネスの囲い込みを実現します。
「ターボサーバーEXPRESS」は新たなソリューションとして、月額29万(ハードウェア/ソフトウェア/5年保守込み)からお使いいただけるリーズナブルな価格帯でリリースいたしました。

■フルデジタル制作ワークフロー

ターボサーバーEXPRESSはMac/Windows端末を問わず、ダイレクトマウントによりサーバ内のマスタデータに対して編集業務が行えます。これにより、MacからWindowsファイルサーバーやNASにアクセスするときに発生するパフォーマンスや非互換性の問題を完全に解消し、制作環境に最適なファイル共有を実現します。また、InDesignなどのクリエイティブデータのブラウザプレビューやゲストユーザー向けオンラインデータ共有、自動化アクションなど制作ワークフローのフルデジタル化により、制作効率の大幅な向上が実現します。

左:各種ファイルをWebブラウザ上でプレビュー付きで管理することが可能
右:InDesignファイルは複数ページプレビューやリンクファイル一覧表示が可能

■プリメディアオプション

ターボサーバーEXPRESSでは、印刷品質に近い高精細なPDFイメージを表示でき、拡大して細部まで確認することができます。また、PDFのプロセスカラー・スポットカラー濃度表示によりオーバープリントやトラッピング処理適用の有無を出力前に確認することが可能です。総インキ量の限界値指定により、限界値を超えた部分を検知しハイライトして表示させることも可能です。
さらに、メディアボックス、ブリードボックス等のページボックスの表示/非表示切り替えや色濃度レベルでのPDFのバージョン比較などが行えるため、顧客や制作・製造ラインで出力後のイメージを確認し、共有することが可能です。

左:色濃度レベルでのPDFのバージョン比較 右:総インキ量の限界値を超えた箇所をハイライト表示

■ソリューション連携拡張オプション

ターボサーバーEXPRESSが媒介となり、MISやRIPとの印刷ジョブ情報の連携を自動化することが可能です。その他、InDesignサーバーと連携してPDF生成・InDesignのパッケージ化・再リンク更新を自動化したり、安価なクラウドサービスにターボサーバーEXPRESS内のデータを自動でバックアップするなど、業務効率を大幅に向上させる自動化ソリューションとの連携が可能です。また、自動組版ツールとの連携により商品情報・商品画像をInDesignレイアウト上に流し込むことが可能です。

■顧客サービス展開

ターボサーバーEXPRESSは、一元化された膨大なコンテンツの中から顧客の必要とするデータをすぐに検索し提供することが可能です。印刷会社が所有するデジタルデータに付加価値をつけてサービスを行うことで顧客に向けた強力な提案ツールに変わり、コスト削減やブランド管理など顧客企業におけるニーズに応えるサービス展開を実現します。中でも他メディアへコンテンツをすぐに流用できるクロスメディア画像変換サービス、著作権/肖像権コンテンツの利用期限管理サービス、顧客のスピーディな多媒体展開を目的とした商品情報管理サービスなど、顧客の販促・出版ニーズに応じた様々なサービスを提供することで、印刷/制作以外の付加価値を提供し、顧客の強力なビジネスパートナーとしてビジネスの囲い込みや売上アップを実現します。

<顧客サービス例>
・クロスメディアに向けた画像変換流用サービス
・著作権/肖像権コンテンツの利用期限管理サービス
・商品情報管理サービス
・オンライン制作コミュニケーション(注釈指示/承認フロー)
・長期顧客コンテンツアーカイブサービス

左:販促媒体制作に最適な商品情報管理 右:画像のサイズ/フォーマット/カラースペース変換、トリミング
関連情報:ターボサーバーEXPRESS

ターボサーバーEXPRESSはクロスメディア時代に向けて、フルデジタル制作ワークフローによるコスト削減と、顧客データの管理によるビジネスの囲い込みを実現します。
独自のサーバーベースワークフローによるフルマウントによる制作業務と、社内外を巻き込むブラウザベースのオンラインワークフローを組み合わせることで、コンテンツの入稿、選定、制作依頼などの初期段階から制作、校正、製版処理に至るまでの全ての制作プロセスとコンテンツを一元集約します。また、顧客の販促・出版ニーズに応じた様々なサービスを提供することで、印刷/制作以外の付加価値を提供し、顧客の強力なビジネスパートナーとして長期的なビジネス継続、売上アップを実現します。

関連情報:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要

□本社:東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル11階
□代表取締役社長:三村博明
□設立:平成6年1月6日
□資本金:3500万円
□事業内容:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、カタログ・新聞・雑誌・ウェブ・タブレット・モバイル・TV・CMなどのメディア業界のコンテンツ制作現場へ「IT戦略」を提案するシステムインテグレータです。これまで画像、テキスト、グラフィックス、ビデオ等コンテンツ制作に関わるアプリケーションと連携するワークフローの構築で経験とノウハウを蓄積してきました。
VPJが提供するソリューションは独自のワークフローシステムとデータベースなど最新のITをベースに構築されており、コンテンツの企画を手がける企業の販促宣伝部門・広告部門・広告代理店・出版社から、実際の制作を手がける印刷会社、デザイン事務所、映像プロダクション等へ幅広く納入されています。

製品・リリースに関するお問い合わせ
  • 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
  • TEL:03-4361-2018  FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp