Pressrelease

プレスリリース

2011年07月07日

VPJ、ビジュアル系電子書籍の標準フォーマット「ofip」のマーケティング活動を国内で開始

高訴求力なタブレットデバイス向けのコンテンツ提供を可能に

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称: VPJ、本社: 東京都渋谷区、代表取締役: 三村博明)はオランダ・WoodWing社が開発しワールドワイドで普及を進めているビジュアル系電子書籍のオープンフォーマット「ofip」のマーケティング活動を国内で開始します。

「ofip」詳細

「ofip」は動画/スライドショー/HTML5などリッチコンテンツの組み込みやインタラクティブな表現効果を持たせた“ビジュアル系電子書籍”の配信を行うためのフォーマットです。すでに、米・TIME社・TIME MAGAZINEや国内では毎日新聞社・PhotoJ, スターツ出版・OZ storeをはじめ、世界36カ国、300本以上のアプリケーションで採用されており、数多くの実績があります。現在は、WoodWing社が開発・販売を行うWoodWing Entepriseデジタルマガジン制作ツールを使用することによりAdobe InDesingからのofipファイル書き出しと、iOS・Android・HP WebOS・Playbook・HTML5ブラウザへのアプリケーション配信を行うことが可能です。ofipはすべての技術仕様がWoodWing社により、無償でリソースが公開されています。

Ofip形式をサポートすることによりビジュアル系電子書籍を書き出すオーサリングツールやファイルビューアーの開発を自由に行うことが可能になります。そのため、コンテンツ配信プラットフォーマやビューアデベロッパーは、現在行われているPDFベースの電子書籍とは大きく異なり、リッチコンテンツやインタラクティブな表現効果を持つ高訴求力なコンテンツ提供を行うことが出来るようになります。

現在、タブレットデバイスの市場が広がってゆくなか、出版社をはじめとするコンテンツホルダーは、デバイスの特性に応じた魅力的な電子書籍の提供を行う必要があります。しかしながら、ビジュアル系電子書籍の配信には標準フォーマットが存在しておらず、コンテンツホルダーは配信するデバイスやプラットフォームごとに異なる言語やアプリケーションでプログラミング作業を行う必要があります。ofipの普及により、コンテンツの作り手は、より短時間で簡単にビジュアル系電子書籍の制作が可能になります。また、ofipに対応する配信プラットフォームが増加すると、制作したコンテンツの販路が増え、ビジネスチャンスが広がります。さらに、読者に対して、タブレットデバイスの特性を生かしたコンテンツを提供することにより、日本国内における電子書籍市場の活性化が進んでゆくと考えています。

VPJはWoodWing社の国内総販売代理店として、ofipのマーケティング活動を国内で積極的に行います。また、7/7日より東京ビッグサイトで開催中の電子出版EXPOにVPJは出展しており、会期中、VPJブース内にてofipのパートナーシップに関する対応を行っていますので、ご興味のあるかたはご来場下さい。

関連情報:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要

□本社:東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル7階
□代表取締役:三村博明
□設立:平成6年1月6日
□資本金:3500万円
□事業内容:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、コンテンツオーサリング環境を総合的にインテグレートするソリューションプロバイダとして1994年に設立。Windows、Mac、UNIXが混在するクロスプラットフォーム環境でのシステム構築、通信プロトコルやファイルフォーマットの違いから生じる問題の解決を得意としており、DTP、CG、ビデオと広がりを見せる画像・映像を中心とするコンテンツ制作分野への豊富な経験とノウハウが特徴です。VPJの提供するシステムは主に制作ワークフローの構築に主眼を置いており、独自のワークフローアプリケーションやデータベースなど最新のITをベースに構築されています。これらのシステムは、テレビ局、CG/ビデオプロダクション、大手印刷会社、広告代理店、デザイン事務所等のコンテンツ制作市場に幅広く納入されています。

製品・リリースに関するお問い合わせ
  • 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
  • TEL:03-4361-2018  FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp