株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン

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株式会社ハースト婦人画報社様


株式会社ハースト婦人画報社

雑誌制作フローの効率化と誌面クオリティの向上を実現する
一括画像処理ソリューション

-画像補正における手作業を60%削減、作業の平準化に成功-

■導入前の課題
ハースト婦人画報社は世界有数の女性ファッション誌「ELLE JAPON」や「25ans」、「MEN’S CLUB」等をはじめとしたファッション誌を刊行する出版社です。紙媒体に留まらず、モバイルやWebなどへ総合的な取り組みを意欲的に行い、マーケットに対する高いブランド力を実現しています。
同社では13種の定期誌を発行しており、誌面に使用される画像は毎月約3000点にものぼります。誌面用の画像の補正処理はすべて同社の製作部にて行われており、膨大な量の画像に対してPhotoshopを用いて手作業で補正処理を行っていたため、作業工程の効率化を実現できる仕組みを求めていました。Claroの導入以前にも、画像補正を自動化する他社システムの検討が行われましたが、製品トライアルの際に仕上がりのクオリティや処理スピード面で問題が生じたり、psdデータの登録ができないなどの制約が多いことなどから実際に運用するのは難しいという結論が出されていました。そうした背景の中、VPJが提案する一括画像処理ソリューション「Claro」を知り、導入検討のためシステムのトライアルが行われました。
「Claroの導入検討段階で実際にシステムをトライアルで使用してみたところ、操作も簡単で使いやすく、クオリティ面・処理スピード面で何の問題もありませんでした。Claroはフォーマットの制約が少ない点も素晴らしいです。トライアル終了後の本導入までの期間には、社内から”Claroの導入を急いでほしい”と声が上がるほど、製作部内でも好評でした。」(小泉様)
■運用方法
同社ではVPJが提案するオンライン編集システム「WoodWing Enterprise」を既に導入しており、WoodWing Enterpriseを中核にして誌面の編集・制作・進行管理を行っています。カメラマンからのデータ入稿や部門間のデータ受け渡し、デザイナーとライターの同時編集や編集者・編集長のリアルタイムでの進行管理など、編集工程をすべてオンラインのワークフローに統合したことで、誌面編集・制作における大幅な業務効率化に成功しています。今回Claroを導入したことにより、これまで手作業で対応していた画像補正処理工程も効率化することができ、同社の業務フローにおける更なる生産性向上を実現しました。
同社で導入された「Claro」は、ホットフォルダをベースに画像処理の自動化を行うサーバーベースのアプリケーションです。ホットフォルダに画像を登録するだけで予め設定された加工処理が行われ、画像が最適化されます。画像補正を請け負う製作部担当者はWoodWing Enterpriseへ入稿された画像をダウンロードしてClaroに登録し、補正処理にかけます。Claroは自社の運用に合わせて柔軟に変換チャネルを設定することができ、同社では明度と彩度を数値化してClaroに約30の変換チャネルを設定しています。画像をClaroへ登録する際には、画像の内容や使用される誌面の完成イメージなどを基準にして適切な変換チャネル振り分け作業を行います。変換チャネルに振り分けられた画像は基本的な補正処理が行われ、その後に製作部担当者が手作業で最終的な補正処理を加えて画像を仕上げています。補正作業終了後にWoodWing Enterpriseへ再度画像の登録を行い、その後の編集・制作フローへと進行していきます。
「ClaroはPhotoshopと連携することでオリジナル画像と補正処理後の画像を比較することができるのでとても便利です。Claroでの補正処理前後がレイヤーで出力されて比較できるため、補正がかかりすぎている画像の透明度を変更したりする際にとても有用です。」(小泉様)
■導入効果
「Claroの導入により、効率的に画像補正処理を進めることができるようになりました。これまでは100%手作業で画像補正を行っていたところを、Claroを活用することで手作業のボリュームを40%に下げることができています。全体の作業の中で手作業のボリュームを下げてクオリティを保てることがベストだと感じています。そもそもClaroを導入した理由として、画像補正システムを導入することで手作業を減らして業務を効率化したいということはもちろんありました。それに加えて、誰が補正作業をしても同じ高品質なレベルになることで業務を平準化させることもシステムの導入により実現したい内容の一つでした。Claroを導入して画像補正のベースのバランスが整えば、手作業で処理するところさえ間違えなければクオリティが保たれます。”この品質の補正はこの人にしか対応できない”というバランスの差がなくなることは、ワークフローとしても効果的だと感じています。
誌面制作では特集内容によって画像の使用方法の特徴が異なり、タイアップ特集では画像を大きく使うケースや色見本が付与されているケースが多くなります。その場合、どうしても画像補正に力が入るため、Claroでの自動処理よりも手作業による処理の割合が高くなります。Claroを効果的に活用することで、タイアップ特集以外の画像補正の手作業が軽くなるため、手作業で処理すべき画像に対してじっくり時間をかけて作業をできるようになるので誌面クオリティ向上にも繋がっています。」(山本様)
■今後の展望
「当社ですでに使用しているWoodWing EnterpriseとClaroを連携させて、もっと効率的な使い方をしていけたらいいですね。WoodWing Enterpriseのフォルダにアップロードされたオリジナルデータに対して自動でClaroの処理を通したり、Claroの処理が終わったら自動でEnterprise上の制作フォルダへ保存させるなど、ワークフローの自動化まで繋げて生産性向上を実現していきたいです。WoodWing Enterpriseはデータのバージョンを管理できる機能を搭載しているので、Claroによる画像処理前後のバージョンデータもWoodWing Enterprise上で管理できるようにしていきたいです。」(谷田様)
株式会社ハースト婦人画報社について http://www.hearst.co.jp/
株式会社ハースト婦人画報社は、テレビ、新聞、雑誌、情報サービスなどを展開する、アメリカで最大級のメディアグループ「ハースト」の一員です。日本では、1905年に創刊した『婦人画報』をはじめ、『ELLE(エル)』、『25ans(ヴァンサンカン)』、2017年に創刊150周年の『Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)』、『メンズクラブ』などを中心に、ファッション、カルチャー、デザイン、フード、ウエディングなどに関する雑誌を発行し、デジタルメディアを運営しています。近年はデジタル戦略に注力し、「エル・ショップ」などのEコマースの展開や、「コスモポリタン」、「ウィメンズヘルス」をデジタルのみでローンチしました。さらに、経験豊かな編集者を活かし、企業のコンテンツ制作を請け負うコンテンツマーケティングにも積極的に取り組んでいます。
関連リンク
Claro 製品ページ 一括画像処理ソリューション


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