株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン

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株式会社 クイックス様


株式会社 クイックス
CT 開発本部
統合企画部 部長
鹿島裕介様
株式会社 クイックス

ターボサーバーを中核としたワークフロー統合による業務改革!

- 印刷物の受注から納入の全工程で品質保証最優先のソリューションを目指して -

ターボサーバー導入の背景
2012年からの中期事業計画の中で、それまでに推進してきた「品質改善活動」に対し、更に収益面の改革を目指す「良品づくりのしくみ構築」を掲げ、ワンランク上のワークフローを構築するためシステムの導入検討を開始しました。その中で目指したのは品質改革、他社が真似できない独自のワークフロー構築による競争力強化、業務効率化による原価低減の3点でした。従来制作現場ではファイルサーバ、DVDによる在版データ保管を行っており、改版作業や流用新版などの在版データを活用した業務時には、それらの保管情報から適切なデータを持ち出す際の持ち出し不良による再作業の発生や時間のロス、営業/制作間の伝達不備による再作業の発生、的確な原価把握の為の業務日報の日時登録の効率化など多くの課題が生じていました。

「顧客満足を達成するためには品質、納期、コストにサービスを合わせた4つの要素すべてを一定水準以上に保つことが必須要件となります。要素の一つでも欠けてしまえば顧客の期待を裏切ることに繋がり、大きな損失を招きます。納期をいくら守っても不良品を出し続ける会社では顧客の信頼を獲得できないと考えました。そこで、まず品質不良の要因が「人」「設備・機械」「ルール・運用」のどれによるものか徹底的に分析し、特に「設備・機械」による問題はシステムの導入によりリスク回避が可能であると仮定しました。当社ではMISを10年程前から導入していましたが、製造プロセスにおける工程管理の側面が強く、基幹システムとしての機能を十分に活用できていませんでした。各部門にはそれぞれに最適な運用ルールが存在しており、その運用で満足していたのかもしれません。よって情報の発信側と受信側の双方でジョブ情報伝達に問題が生じたり、ミスに繋がってしまうこともありました。フロントであるMISから、制作・製造工程におけるデータ管理を行うDAM、そしてエンドのRipまでの全制作業務において全体最適を目的としたシステム構築を目指しました。」(鹿島氏)
ターボサーバー導入のポイント
MISからRIPまでの印刷ジョブ情報をスムーズに次工程や関連部門に伝達するためには、ジョブ情報に基づき常に最新のデータを取り扱える制作環境を構築させる必要がありました。そこで、すでに導入されていたJSPIRITS社のMIS「PrintSapiens」に入力された受注情報(印刷ジョブ情報)と連携したDTP制作業務、製版業務を統括できる仕組みとして、ワークフローの中核に制作DAMソリューションであるターボサーバーを採用しました。更にセンターワークフローRIPとしてSCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズの「EQUIOS」と連携することで受注から生産まで一貫したジョブ情報伝達フローを構築、各工程における作業負荷やミスを大幅に削減することに成功しました。

「複数社のサーバソフトウェアやRipソリューションも検討した中での採用でしたが、ポイントは大きく3つにわけられます。①DAMパッケージソフトウェアをベースとして、MISやRIP、その他プリフライトソフトウェアなどとの柔軟なカスタマイズ連携ができること、②すでに業界随一のDAM運用ノウハウがあり、それに基づく成功実績が多かったこと、③顧客との制作コミュニケーションや商品情報管理支援など、顧客の販促業務まで入り込むサービス提案まで網羅されていたことです。」(鹿島氏)
ターボサーバー導入の効果
人に依存した業務から、システムによる平準化と自動化がもたらす効果を客観的な指標に落とし込み、全社で徹底できる運用ルールに基づいてワークフローが構築されました。受注後に営業がMISへ受注登録を行い、JDFを発行することでターボサーバー内にジョブ情報を引き継いだジョブフォルダが自動生成されます。制作オペレータは、個人に割り当てられたジョブが可視化されているため出勤時にスムーズに自分が担当するジョブの制作に取りかかれます。修正結果確認時のプリフライトなどの検査処理もオペレータの手を煩わせずに成功時と失敗時の振分けを行います。この間、制作進行中、校正中、下版済みなどの各ステータスはブラウザで共有されており、制作リーダーは部下の業務進捗を常に把握しながら適切なジョブ振分けを行うことが可能になります。校了後は同社のセンターRipであるEQUIOSへジョブを転送、ジョブ情報に基づいた面付け処理、検版、そしてRip演算処理を行い、最後は再版、改版に向けて、ターボサーバーへ最終データが再度保管されます。

「この運用を開始してから約1年半が経過しますが、当初目指した「ミスの削減」については、導入効果が期待されたオペレータの自己判断によるミスや、在版データの取り違い、先祖がえりなどで成果が表れました。現在もこれらの不良は「ゼロ」を更新しています。また、データを修正し、サーバーへ保存(保管)するプロセスでは、クライアントとターボサーバー間での作業の差分を可視化(システム化)したことによりオペレータに気付きを与え、実行プロセスの異常を事前に確認できるため、自信を持って顧客に成果物を提供できるようになりました。業務効率面では、データを探す、日報を登録するといった付帯業務の効率が格段に向上し、間接業務の削減に効果が表れました。その結果当社の残業時間は導入前後で約25%程度削減され、原価低減へのステップを踏むことに成功しました。これまで常に気を張りながら人手を介して二重、三重にチェックしていた作業からも解放され、安心感を得ることができました。万一トラブルがあっても障害の切り分けがし易いため、問題解決のスピードも改善されました。また、言い方は良くありませんが、わずらわしい業務から解放されることにより、より一層品質への訴求が図れるようになり、社員が中心となってシステムをより良く活用するために何をすべきか?という働きかけに繋がり、社員のモチベーションの改善にもつながったことが大きいです。」(鹿島氏)

品質・業務改善以外にも、万一トラブルがあってもそれはシステムの改修要素になる問題なのか、人の教育で改善できる問題なのかをマネジメントサイドが把握し、的確な業務修正と人財教育を行えるようになった点にも導入効果がありました。「生活力のある人材育成」と「楽しい職場づくりの追求」といった第2、第3のテーマにもつながる、経営理念の実現に必要不可欠なITインフラ・ソリューションとして稼働しています。
今後の展望
同社は一貫して「顧客満足、社員満足No1の企業」の実現を掲げており、ターボサーバーの活用はすでに社内の業務改善だけにとどまりません。特に販促支援事業の強化を中心に、現在では営業が主体となり顧客に向けてターボサーバーを活用した商品情報管理や顧客ブランディング支援の提案を行い、顧客との長期的な関係強化に向けた活動も始まっています。

「印刷媒体、ECサイト、動画販促など顧客の販促スタイルの変容に柔軟に対応し、顧客との関係性をより強固なものにしたいですね。市場性を見て新たなメディアや手法に対応するためには、根っことなる資源データをいつでも提供できる”情報のコンテナ”として、更にターボサーバーを活用していく必要があります。WebtoPrintやECサイト連携といった新たな顧客ニーズへの対応も重要視しており、顧客の購買活動の変革にも柔軟に対応し、製品の提供を通じて、「顧客ビジネスの発展に貢献」するコンテンツ・ソリューションプロバイダーとして筋の通った企業活動、サービス提供を実現したいと考えています。」(鹿島氏)
株式会社 クイックスについて http://www.kwix.co.jp/
株式会社クイックスは昭和 22 年に創業し、以来企業理念である「喜ばれるサービスを創造する」をテーマに主に中部 圏の製造業向けの取扱説明書、サービス要領書などのマニュアル作成支援サービス、カタログ、チラシ、Web などの 販促媒体制作支援サービス、県内外の大学のシラバス、紀要・論集制作、その他教育機関の学術参考書やテキスト、出 版印刷物の制作・製造などの教育支援サービスを中心に事業展開するコンテンツ・プロバイダーです。
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