Case Study

- 導入事例 -

株式会社LIXIL住宅研究所 様

販売促進部門

広報部門

全国加盟店

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株式会社LIXIL住宅研究所

株式会社LIXIL住宅研究所は顧客のあらゆる住生活ニーズにワンストップで応える日本最大規模の住宅フランチャイズチェーン(FC)です。リフォーム事業、リノベーション事業、次世代の住宅開発・研究など、「住宅」そのものを領域とするLIXILのグループにおける中核事業を展開しています。お客様の望まれる暮らしに合わせてアイフルホーム、フィアスホーム、GLホームの3つの住宅FCブランドを展開しており、地域密着のFC加盟店とともにフランチャイズチェーンにて全国展開しています。

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デジタルアセット管理で実現する働き方改革と売上拡大

- 販促コンテンツ制作効率化と加盟店販促支援 -

  • 販促コンテンツ活用のための基盤づくり

    施工写真や施主取材データ、チラシ/CM動画、アプローチブック、ブランドロゴをDVDや外部協力会社に保管している状況は、コンテンツの検索性と社内外関係者への共有で大きな課題がありました。管理ルールも個人に依存していたため、部署異動などへの対応にもリスクを孕んでいました。CIERTOを導入することで、データを一元管理し、Webブラウザを介した適切な共有を実現しています。これにより、豊富な販促コンテンツをあらゆる媒体や部署で活用できる土台の構築に成功しています。

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  • 重要資産となるコンテンツのハンドリング

    多くのコストと人件費を掛けて制作したコンテンツは会社にとって大きな資産になります。経年劣化や紛失が起こりうるDVDでの管理から、クラウド環境でのデータ管理を実現することにより情報システム部門に頼らずとも、データのバックアップが取得されるためコンテンツの保全性が格段に上がっています。さらに、年2回実施されるシステム定期診断でのアクティビティログやデータベースチェックのレポートにより、コンテンツの活用実績を視覚化することで重要資産の把握にも繋がっています。

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  • 200を超える全国加盟店の販促支援

    従来のFAXやメールなどを用いた販促コンテンツ提供は、エリアベストが求められる加盟店の販促活動において大きな負荷となっていました。CIERTOでのコンテンツ共有により、加盟店はすぐさま使用したいコンテンツにたどり着くことができます。また、本部-加盟店でのオンライン承認ワークフローを構築することによって、企業のブランドイメージを損なうことなく、加盟店の販促活動における多彩なコンテンツ活用支援を実現しています。

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導入の背景 | 担当者様インタビュー

働き方改革の推進とプロダクション選択の自由度向上

CIERTO導入によりコンテンツの一元管理が実現したことで管理や検索、共有、再利用で生じていた余剰な工数や待ち時間を削減できた点が一番の導入メリットだと感じています。一人一人の業務効率向上が全社的な生産性向上に繋がるので、働き方改革の一環としても効果が出ています。また、これまでは外部協力会社が一部のコンテンツを保有していたために、制作を依頼できるプロダクションに制限がありました。コンテンツをCIERTOに集約することで、印刷費用や品質を重視したプロダクション選択が可能になっています。今では、経営層の中でも「CIERTO」というワードが飛び交うようになり大変嬉しい限りです。今後も業務効率化と売上拡大支援の観点でシステムのより良い活用方法を模索していきたいと考 えています。

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    暮らし方提案

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    自社ブランド

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    商品シリーズ

活用方法

  • 業務効率化を実現する販促コンテンツ管理

    CIERTOには販促部門や外部協力会社が登録した、幅広いコンテンツが格納されています。コンテンツにはSNS感覚で「リビング」や「団らん」「オレンジ系」などメタデータが付与されています。CIERTOを活用することで販促部門を始め、広報宣伝部門、市場開発部門、加盟店まで、誰でも必要なコンテンツを検索し、AdobeCCデータや動画データもプレビュー付きで閲覧できるようになりました。これにより、今まで販促部門に来ていたコンテンツの提供依頼が激減しただけでなく、コンテンツを活用する各部門の業務効率化に成功しています。

  • 生産性向上に繋がる多彩なワークフロー機能

    CIERTOはアクセス権限と操作権限を細かく設定できるため、必要なコンテンツだけをセキュアに共有することができます。外部協力会社などIDを持たない利用者にはゲストリンク機能でコンテンツの共有や登録依頼ができ、CIERTOを中核にした制作ワークフローを実現しています。さらに、Webブラウザ上で画像の形式変換やリサイズ、動画をトランスコードすることで、WEBサイトや加盟店ごとのSNS、POPなどに有効活用できるようになっています。この様に、制作過程におけるあらゆる作業をCIERTO上で行うことで生産性向上を実現しています。

  • 加盟店の販促活動量増加による売上拡大支援

    データダウンロード申請機能の活用により、加盟店側はFAXでの画像提供依頼の手間が削減され、本部側は使用目的と社内承認フローの確認・ファイル便での共有というステップが不要になりました。データの利用申請が効率化されたことにより、加盟店からの画像提供依頼件数が約2倍になり、販促活動量増加に成功しています。また、商品イメージやロゴを効率的に共有することで販促物の品質向上にも繋がっています。この様に、本部から加盟店に向けたサービス強化・満足度向上による売上拡大支援を実現しています。

  • 増加し続けるコンテンツのアーカイブ運用体制

    今後もコンテンツは増加し続け、制作環境の変化によって1ファイルにおける容量も肥大化していきます。CIERTOのディスク容量を拡張することで対応することも可能ですが、コストに直結するという課題もあります。同社では、直近5年間に制作したコンテンツを再利用するケースが多いため、6年以上前のコンテンツは別サーバに格納しています。しかしながら、稀に過去コンテンツが必要になるシーンもあるため、CIERTOのアーカイブ管理機能を用いて実データはCIERTOから削除した上でプレビューのみ保持しています。また、コンテンツの格納場所をメタデータに記載しておくことでコストを抑えながら検索場所を統一することに成功しています。

関連商品

デジタルアセット 管理システム

デジタルアセット管理システム「CIERTO(シエルト)」は、企業の事業活動(広報・宣伝・販促・営業活動)における媒体・コンテンツ制作に関わるあらゆる情報をクラウドやライセンスベースで一元管理するシステムです。コンテンツ制作に関わる各関係者は、CIERTOを中核にオンラインで制作工程を進行することにより、媒体制作における生産性向上やリモートワークが実現します。CIERTOは商品に関わるマスタ情報を一元管理し、ECサイト、Web-CMSへの情報配信も支援します。統一された情報を多メディアに展開することでのブランド管理やチャネル配信のリードタイム短縮を実現し、企業の販促活動をサポートします。
CIERTOは日本国内における実績と先進性を評価されて総務省が支援する「ASPICクラウドアワード2019」において総合グランプリを受賞しています。2022年には「APAC CIOOutlook」において「2022DAMソリューションプロバイダTOP10」に選出されています。