Case Study

- 導入事例 -

トヨタすまいるライフ株式会社 様

ライフスタイルデザイン部(設計)

営業部

海外

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トヨタすまいるライフ株式会社

トヨタすまいるライフは「生涯安心」をテーマに、暮らしを支える住まいとサービスをお届けしています。1969年にトヨタ自動車従業員の持ち家支援を行う福利厚生会社としてトヨタ住宅株式会社が設立。その後社宅管理運営業務、人材派遣業務など事業の多角化と拡大を経て、「地域に住まう方々のライフをすまいるに」を掲げ、2004年に「トヨタすまいるライフ株式会社」としてリニューアルいたしました。現在は住宅販売をメインに、さまざまな面からお客様の暮らしをトータルサポートしています。

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過去実例集/写真素材の一元管理による業務効率化とノウハウ平準化の実現

- 10%の商談工数削減と商談手法改善による顧客満足度向上を目指して -

  • 顧客との商談における意思決定の高速化

    CIERTO導入以前では顧客が検討する住居に求める内外装のイメージを商談時にその場で提供する事が困難であり商談が長期化する要因の一つでした。CIERTOでは住宅に関わるあらゆる商材のイメージや価格情報がクラウド上に管理されているので、担当者は客先からオンラインで検索し顧客が住居に求めるイメージや価格感を素早く提供する事が可能になりました。CIERTOの活用により顧客の意思決定が速くなり余剰な商談工数の削減につながっています。

    トヨタすまいるライフ株式会社_sol-img01

  • 正確な情報提供によるミスの削減

    顧客の要望に素早く対応し効率よく商談をまとめる事は重要ですが、顧客との認識のズレが顧客とのトラブルの原因になり損害賠償等の大きなミスにつながる危険もあります。CIERTOでは同社が販売する住居に関わるあらゆる商材の情報を管理しているので正しい情報を顧客に伝える事が可能です。特に商材の写真や動画などの情報は顧客が住居に求めるイメージをより正確に把握できるので双方での想定違いなどのミスが削減されています。

    トヨタすまいるライフ株式会社_img02

  • 提案ノウハウ平準化と若手の顧客対応の効率アップ

    膨大な数のインテリア、エクステリアの中からピンポイントで顧客の要望する建材を提案するのは容易ではありません。ベテランであれば豊富な経験値に基づきお客様からの要求に即座に対応できますが、若手にはノウハウが蓄積されていないため提案遅延やミスにより顧客満足度に差がついてしまう傾向がありました。CIERTOでは建材写真に利用実績や過去の採用情報など、若手が判断できる情報を付加することで提案ノウハウの平準化を実現しています。

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導入の背景 | 担当者様インタビュー

各部門での利用拡張を目指し全社的な効果を出していきたい

弊社では商談工数の10%削減を目標に業務に取組み、CIERTOがベテランと若手のノウハウやスキルの溝を埋める架け橋になれば良いと考えています。CIERTOの活用としては動画管理も重要視しています。以前はお客様に展示場に来場いただき図面説明会を実施していましたが、現在は説明動画をWebサイトやYouTubeで配信しています。今後、ビジネスシーンの主流になる動画データをCIERTOで管理し、必要なシーンをピンポイントで切り出して活用できればと考えています。情報誌や会員向けサイトなどの制作業務の効率化やブランディング強化にも活用する予定です。今後のCIERTOには360度パノラマカメラデータのプレビュー機能や、一度保存した部材色による検索、AI機能の更なる強化として自動学習機能の追加に期待しています。

  • トヨタすまいるライフ株式会社 サービス画像1

    新築分譲マンション

  • トヨタすまいるライフ株式会社 サービス画像2

    地域に根ざした街づくり

  • トヨタすまいるライフ株式会社 サービス画像3

    新築戸建てトヨタホーム

活用方法

  • ライフスタイルデザイン部署スタッフの運用工夫

    同社ではCIERTOのコレクション機能を活用することで、商談を更にスムーズに進行するための工夫を行っています。コレクション機能は、いわば自分だけが閲覧できる特集フォルダであり、顧客の要望が多い写真、イラスト、図面、動画、資料などを、お気に入りとして登録できます。これにより商談時に商材のイメージ検索を行わなくても、即座に顧客の要望するイメージの共有、説明が行えます。またコレクションに登録されるイメージは実データのショートカットに過ぎないので容量増加を気にせずスタッフがいつでも出し入れを自在にできるのが活用のポイントです。

  • 新しい働き方・商談スタイルにも柔軟に対応

    新型コロナの感染拡大防止に伴い顧客との対面商談が難しくなりビデオ会議が新たな商談スタイルになりました。CIERTOの導入目的は対面商談時に商材を検索し円滑に商談を進める事でしたが、CIERTOはビデオ会議でも有効でした。CIERTOは専用アプリケーション等が不要で誰もが簡単にブラウザで利用できるオンラインソリューションです。Web会議の画面越しに商材イメージ、施工実例データを表示することで、リモート環境でも商談を円滑に進めることが可能になりました。コロナ禍におけるCIERTOによるオンラインでのビデオ会議の付加価値が向上しCIERTOの活用が社内に浸透しています。

  • 営業部門での運用拡張

    同社では注文住宅販売に加え分譲住宅販売も行いますが、取扱う分譲地には「この土地では◯色の外壁は使ってはいけない」や「建物は◯階以上作ってはいけない」といった細かい施工ルールが存在します。営業担当者は販売活動のたびに各分譲地における施工ルールの詳細を確認する必要がありますが、施工ルールの改正頻度が高いこともあり毎回注意深く社内に連絡・確認を行う手間を感じていました。CIERTOでは各分譲地ごとの最新の施工ルールをメタデータとして管理できているので、営業担当者はCIERTOにアクセスする事により最新の施工ルールを確認し迅速な販売活動が出来る様になりました。

  • 海外事業部への展開

    CIERTOは顧客への住宅販売の商談時に活用されるシステムとして導入が進みましたが、海外事業部門でも活用されています。海外事業部門では同社の関連会社であるトヨタ自動車の社員が海外に出向・転勤する際、あらかじめ購入してある海外の住宅を賃貸する業務を行います。CIERTO には、購入した海外の住宅イメージが数多く格納され、家や外観、内装、部材イメージを出向・転勤するトヨタ自動車社員が確認し選定するための提案ツールとして活用されています。このように CIERTO は同社内のあらゆる部門、関連会社の垣根を越えて幅広く活用され全社的な業務改善の一端を担っています。

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デジタルアセット 管理システム

デジタルアセット管理システム「CIERTO(シエルト)」は、企業の事業活動(広報・宣伝・販促・営業活動)における媒体・コンテンツ制作に関わるあらゆる情報をクラウドやライセンスベースで一元管理するシステムです。コンテンツ制作に関わる各関係者は、CIERTOを中核にオンラインで制作工程を進行することにより、媒体制作における生産性向上やリモートワークが実現します。CIERTOは商品に関わるマスタ情報を一元管理し、ECサイト、Web-CMSへの情報配信も支援します。統一された情報を多メディアに展開することでのブランド管理やチャネル配信のリードタイム短縮を実現し、企業の販促活動をサポートします。
CIERTOは日本国内における実績と先進性を評価されて総務省が支援する「ASPICクラウドアワード2019」において総合グランプリを受賞しています。2022年には「APAC CIOOutlook」において「2022DAMソリューションプロバイダTOP10」に選出されています。