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プレスリリース

2010年01月22日

Webブラウザベースオンライン校正システム「DiALOGUE」の新バージョン 「DiALOGUE ES」を発表

印刷・出版・広告分野向けに提案・販売を行うWebブラウザベースオンライン校正システム「DiALOGUE」の新バージョン

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称: VPJ、本社: 東京都渋谷区、代表取締役: 三村博明)は、同社が国内の印刷・出版・広告分野向けに提案・販売を行うWebブラウザベースオンライン校正システム「DiALOGUE」の新バージョンとなる「DiALOGUE ES」を発表します。
DiALOGUE は独・DALiM社により開発され、ワールドワイドで400セット以上の導入実績があるWebブラウザベースオンライン校正システムです。VPJは同製品の国内販売代理店としてサポート・マーケティングを2007年から行っており、数多くの納入実績を持っています。

「DiALOGUE ES」詳細

印刷物や広告、雑誌制作の短納期化とコスト削減が求められるなか、校正用紙の出力や受渡しを伴わず、モニター上で校正・確認作業を行うオンライン校正に取り組む企業が増えています。
これに対し、DiALOGUEは汎用のWebブラウザを使用しサーバ上のファイルにオンラインでアクセス、直接ドキュメントを確認し、校正指示を行います。汎用のWebブラウザを介して使用するため、専用ソフトやプラグインを利用者のPCにインストールする必要はありません。PDFファイルや校正紙の受け渡しを伴わず、サーバ上で高精細のオリジナルファイルをそのまま細部に渡り確認することが可能です。また、DiALOGUEサーバ上の1つのドキュメントファイルに対して校正関係者が注釈を付加してゆくため、他の校正者の指示や注釈もすべて表示され、即座に情報を共有することが可能です。DiALOGUE は特定のファイルフォーマットや機材に依存しないため、同製品はデザインからDTP制作、製版、印刷に渡る幅広い工程で採用されています。
新バージョンのDiALOGUE ESにおいては、既存のDiALOGUEの豊富なオンライン校正機能に加え、市場からのニーズが高かった、プロジェクト管理機能やファイル送稿機能が実装されました。
これにより、サーバ上での統合プロジェクト管理・校正対象となるドキュメントへのリモートアクセス・オンラインのコラボレーションを提供し、業務の生産性を高めるグループワークのポータルとして運用することが可能になりました。 詳細は下記の通りです。

1.オープンアーキテクチャ(SOAベースシステム)

DiALOGUE ESは、プロジェクト管理データベースをコアに導入企業の運用形態に応じた機能を選択してゆく、SOAベースシステムです。ワークフローのプラットフォームとなるプロジェクト管理データベース「ES」を中心に、オンライン校正機能・プリフライト機能・台割機能といった機能群より、導入企業の要件やビジネス状況に応じた機能の選択や拡張が自由自在です。オープンな構造になっており、APIが公開されているため、JDFやXMLを介した外部システムとの連携も柔軟に行うことが可能です。ビジネスニーズへの迅速な対応と投資対効果の最適化が実現します。

2.プロジェクト単位のジョブ管理機能

DiLAOGUE ESにおいてはプロジェクト単位でのジョブ管理に対応しました。プロジェクト管理者は、ジョブごとにプロジェクトを作成し、ジョブ名・納期・承認フロー・ページ数・参加するスタッフといったプロジェクト情報を設定し、ジョブを各スタッフへ割り振り、プロジェクトを開始します。これに対し、各ユーザーはシステムにログインを行い、自分に割り振られたJOBを処理します。これらユーザーの作業と紐付き、プロジェクトにおける各JOBのステータスが自動的に管理・更新されてゆきます。そのため、従来の校正運用で頻発していた、各担当者の作業状況の確認や連絡といった業務が大きく削減されます。

3.データ送稿機能

DiALOGUE ESサーバへWebブラウザからデータ送稿を行うことが可能になりました。PDFファイルのみならず、TIFF・EPS・RAWといった様々なファイルフォーマットに対応しています。そのため、印刷データの校正から撮影写真、デザインラフの確認に渡り、運用を行うことが可能です。 VPJ は今後、日本国内の印刷・出版・広告分野へ向けた「DiALOGUE ES」の製品販売及びマーケティング活動を開始します。また、2010年2月3日から5日までの3日間、池袋サンシャインコンベンションセンター TOKYO(〒170-8630 東京都豊島区東池袋3-1)で開催されるPAGE2010の同社ブース(ブースNo.C-15)において同製品の展示及びデモンストレーションを行います。

関連情報:DALiM ES

DALiM ES(ダリムイーエス)は、全世界で約400台の導入実績を誇るプロジェクトマネジメントソリューションです。本製品は、カタログ・パンフレットなどの販促物から定期刊行物・情報誌などといった出版物、商品・食品のパッケージまで、媒体の制作に関わる関係者のあらゆるプロジェクトデータをWeb上で管理します。制作工程のデータ送稿・共有・校正をすべてオンラインで行えるため、データ内容・進行状況・校正内容といった情報が自然と集約されます。これらオンラインにおける関係者のコラボレーションが、プロダクションの制作プロセスにおける余剰作業を削減し生産性を高めます。

関連情報:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要

□本社:東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル7階
□代表取締役:三村博明
□設立:平成6年1月6日
□資本金:3500万円
□事業内容:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、コンテンツオーサリング環境を総合的にインテグレートするソリューションプロバイダとして1994年に設立。Windows、Mac、UNIXが混在するクロスプラットフォーム環境でのシステム構築、通信プロトコルやファイルフォーマットの違いから生じる問題の解決を得意としており、DTP、CG、ビデオと広がりを見せる画像・映像を中心とするコンテンツ制作分野への豊富な経験とノウハウが特徴です。VPJの提供するシステムは主に制作ワークフローの構築に主眼を置いており、独自のワークフローアプリケーションやデータベースなど最新のITをベースに構築されています。これらのシステムは、テレビ局、CG/ビデオプロダクション、大手印刷会社、広告代理店、デザイン事務所等のコンテンツ制作市場に幅広く納入されています。

製品・リリースに関するお問い合わせ
  • 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
  • TEL:03-4361-2018  FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp