ユーザ管理

プロジェクト管理機能をベースに、オンライン校正、ジョブトラッキング、定型業務の自動化、電子書籍/デジタルマガジン制作・発行など様々なソリューションへ拡張できます。またその利用目的に応じて、プロジェクト管理者や制作担当者、承認者など役割に応じた柔軟なユーザ管理が可能です。

ステータス管理

ステータスはリアルタイムに更新され、担当者は現在の状況を正確に把握することが可能です。承認ワークフローにおける承認待ちや、一部承認、保留、否認などのあらゆる状況をリアルタイムで更新します。それぞれのステップは色別で分かりやすく管理できます。

リビジョン管理

ファイル名に基づき、更新がなされたファイルを自動で既存ファイルとともにリビジョン管理します。プロジェクトビューを通し、作業中のファイルから、修正完了のファイル、保留中のファイルなど即座に確認することができます。

台割管理

Webブラウザを使用した台割管理が可能です。複数ページのPDFをアップロードすると自動的に単ページごとに、台割上に配置されます。また配置されたページをドラッグ&ドロップで台割変更することで誌面構成の変更を簡単に行え、台割作業の負荷を軽減できます。

Smart View

SmartView機能は進行中のプロジェクト状況を俯瞰して確認することが可能です。どの担当者がどのようなジョブをどのスケジュールで進めているのかなど詳細を把握することが可能です。またプロジェクトに対して作業者の作業時間を集計し、リソースマネジメントに役立てることが可能です。

承認ワークフロー

プロジェクトに応じて柔軟なワークフローを設定することができます。社内外の制作工程に合わせてドキュメントやプロジェクトに対して承認・非承認といったステータスを持たせることはもちろん、各プロジェクトの締切り期限に合わせて自動メール通知で承認を促すことも可能です。

Virtual Book

ES4はプロジェクトに登録されたPDFを全自動で製本されたイメージに変換し、より最終印刷物に近い形で表示することが可能になります。また、顧客とのイメージ確認において、ES4に登録されていない任意のユーザに対しても期限を設定してVirtual Bookを共有することができます。

Input｜入力

FTPサーバや特定フォルダを監視し、入稿確認やデータの管理・仕分けといった作業を自動化します。これにより人的作業によるファイルの取違えなどを回避します。またデータ入稿に伴い、関係者へメールが通知されるため、確認作業が省力化され見落としのリスクも低減されます。また入稿されたデータはファイル名やフォーマットに基き自動で仕分けが行われます。フォルダを作成し、各データを移動することも出来るため、これらデータ入稿管理作業を合理化します。

Quality Check｜品質チェック

解像度やフォーマットなど、指定した印刷基準に基づくオートプリフライトチェックが可能です。プリフライト結果はPDFファイルとしてレポートされ、問題箇所をビジュアルで確認できます。さらに配置のズレやフォントサイズなど予め設定した条件値に基づき自動検版作業をサーバ上で行うことが可能です。アナログでのプリフライト・検版作業負荷の削減、人的作業によるミス、またチェック後のファイルの管理や仕分け業務の効率化します。

Transformation｜変換

XMLやJDF情報に基づき、様々な変換処理を自動化します。例えば、記述されている線(トリムライン)を検出し、自動的に対応する余白を計算します。また記述されたICC情報や出力プロファイルに応じてフォーマットや特定のRGB、CMYKの色空間へ変換を行います。さらには様々な形式のピクセル画像をトリミング、スケール、回転、ミラーを行うなど、定型的に行われる画像変換業務を効率化し、手作業で行う際のミスを削減します。

Output｜出力

販促物や出版物のメディア展開が進む中、印刷媒体や電子媒体で使用するフォーマットにそれぞれ変換する作業が発生します。ESでは例えば指定された情報を基に印刷品質のPDFX/1-aやPDFX/4を生成したり、命名規則に基づいた自動面付け作業が可能になります。また電子媒体向けにはEPSをJPEGに自動変換したり、PDFを電子媒体フォーマット（ePUB3・HTML・DVL） へ自動変換することが可能です。

テキスト抽出機能

PDFファイルからテキスト情報を抽出、Webブラウザ上からの修正指示が可能です。制作者はテキストボックスの内容をコピーし、内容をペーストすることで、打ち間違えなどのミスを防ぐことができます。

差分表示機能

修正前後の校正ファイル間の差分情報をプレビュー表示します。見落としがちな細かい修正箇所を認識し、修正データへの反映を確認できるため、修正漏れによる納期遅延のリスクを大幅に減少します。

動画ファイル校正

ビデオ・音声・Web・FLASHファイルに対する注釈指示が可能です。これらのファイルは再生中のタイムラインを指定して注釈を行います。HTML5に書きだされた電子媒体に対しての注釈も可能です。

校正招待機能

利用ユーザはメールにて、一時的な修正作業を行うゲストユーザを招待する事が可能になります。これにより一時的なシステム利用者に対する管理者のID、パスワードの発行・管理業務負荷を軽減します。

校正指示のPDF出力

修正指示内容をPDF出力する事が可能です。修正箇所を判別するイメージページと、修正指示者、時間、指示コメントをアノテーションレポートページにて表示し、修正指示内容の伝達が正確になります。

校正承認ワークフロー

媒体や会社ごとにバラバラな承認フローを効率化します。複数人が確認したのち承認者に申請するケースや一人が確認してから複数人が承認するケースなど複雑で多くの時間を要する承認フローを効率化します。

PDFベースのHTML5／EPUB／NativeAppの電子ブック自動書き出し

DALIM ESにPDFをアップすると自動的にePub／HTML5／Native Appのデジタルマガジンが書き出されます。自動変換のため担当者の作業負荷はほとんどありません。さらに、発行数、ダウンロード数で課金されることがないため、多くのデジタルマガジンを発行するビジネスに最適です。また、電子雑誌の流通用交換フォーマット「PAMP」に対応し、指定形式に準拠した書誌情報XMLの書き出しも自動で行えます。

iPadアプリ／iPhone配信

DALIM ESでは、iOSのNativeAppが提供されます。アプリは本棚形式のストア型アプリとなっており、自社ブランドとしてカスタマイズし使用します。ESで生成したデジタルマガジンはこのアプリの本棚に並べられ、iPadやiPhoneに向けて配信されます。

差分表示機能

修正前後の校正ファイル間の差分情報をプレビュー表示します。見落としがちな細かい修正箇所を認識し、修正データへの反映を確認できるため、修正漏れによる納期遅延のリスクを大幅に減少します。

HTML5電子ブック

DALIM ESではHTML５形式のデジタルマガジン生成も可能です。HTML5を採用している事で、環境に依存せずWebブラウザから閲覧できます。またページ一覧機能や記事検索機能なども含まれているため、Web上にリンクするだけで簡単にデジタルマガジンサービスを始める事ができます。

ePUB配信

ファイル名に基づき、更新がなされたファイルを自動で既存ファイルとともにリビジョン管理します。プロジェクトビューを通し、作業中のファイルから、修正完了のファイル、保留中のファイルなど即座に確認することができます。

PDFをベースとしたブラウザ型リッチコンテンツ

DALIM ESでは、WebブラウザからPDFをリッチコンテンツに編集する機能が提供されます。複数の写真を埋め込むスライドショーの設定やビデオ、音声の挿入、Webサイトへのハイパーリンクなどがすべての編集作業をブラウザ上で簡単に行うことが可能です。編集時に使用する素材はESサーバ上にアップロードされたものを参照します。
そのため、紙面で使用した素材の流用や、紙面に使用しきれなかった素材の活用が簡単に行えます。これら素材は、ドラッグ＆ドロップの操作で簡単にPDFファイル上にレイアウトでき、専門的な知識がなくても簡単にリッチコンテンツの編集が可能です。