Case Study

- 導入事例 -

アールビバン株式会社 様

営業部

key-visual

アールビバン株式会社

同社は「絵を通じて一人でも多くの人々に夢と希望をもたらし、豊かな生活文化へ貢献する」という理念の元にアート関連事業を展開しており、国内最大級のアートイベントや年間約200会場における展示会を通し絵画やアートグッズの販売を行っています。作家の発掘・育成からプロデュース、作品の開発、契約、仕入れ、額装、お客様への販売、納品、アフターサービスまでを自社で管理・運営できる業界唯一の一貫システムを採用しており、価値ある作品をリーズナブルな価格でお客様に提供しております。

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年間400万円強のコスト削減と絵画の売上拡大を実現するコンテンツ管理

-社内外の関係者が自由にデータを検索・取得可能なプラットフォームの構築-

  • 作家30名作品1万点以上の作品画像管理

    同社では30名以上の作家作品と約1万点を超える作品画像および付随情報をCIERTOに集約し一元管理を実現することで、販促担当者や営業部員など関係者が誰でも簡単に必要なファイルを確認できる環境を構築しました。ファイルサーバやHDD管理から脱却することで、お客様や取引先など関係者へのデータ共有における業務上での障壁がなくなり、素材提供依頼への対応業務工数削減と依頼から提供までのリードタイムの短縮に成功しております。

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  • iPadを活用した絵画販売による売上拡大支援

    同社の絵画販売では、展示会場に置いていない原画や過去のアート作品を購入頂くケースがありますが、CIERTOには同社が取り扱う全ての作品画像及び情報が登録されているため、営業部員はiPad を用いてその場でお客様に絵柄を見せることができるようになりました。作品イメージだけでなく、サイズなどお客様が知りたい付随情報もすぐに回答できるようになったため、絵画の販売機会を逃すことなく売上拡大に貢献しています。

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  • お客様への紹介資料作成時間約90%削減

    同社はデジタルが苦手なお客様に向けて、CIERTOのコンタクトシート生成機能を用いて作品画像一覧資料を提供しています。紹介したい作品画像を任意で選択することで、作品タイトルや金額、額縁サイズなどの付随情報と合わせてPDF形式で出力できます。CIERTO 導入前は1時間ほど要していた資料作成時間を5分にまで短縮することに成功しており、営業資料作成業務において約90%の業務削減を実現しています。

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導入の背景 | 担当者様インタビュー

CIERTOは社風にマッチした最適な仕組みだと感じています

当社には、”何かを思いついたら、良いと思うことはどんどんやっていこう!”という社風があるため、効果が見込める新たな施策を積極的に取り入れたり、スケジュールを前倒しにして制作物を発行したり、活発に業務を進めています。しかしながら、データ管理やワークフローがこれまでのようなアナログな体制のままでは、今後新しいことにチャレンジしたくても物理的に業務がまわらずに選択肢を取れなくなるということが予想できました。CIERTOは全てのデータを集約でき、Web上で即座にデータを確認できるため、検索や取得に手間取ることがなくなり、業務のスピード感を上げることができています。今後も続々と新作がリリースされ、CIERTOに管理される作品画像と情報は増加していくため、運用体制を崩さずさらなるコスト削減と売上拡大を実現していきたいです。

  • アールビバン株式会社 サービス画像1

活用方法

  • 販売活動強化を支援する豊富な検索機能

    マーケティング担当や営業部員はCIERTOに一元管理された作品画像を作品タイトルや作家名で検索でき、販促媒体やお客様への商品提案にすぐさま活用できるようになっています。CIERTO導入以前は展示会場に出品していない商品を提案する際、会場に持参したカタログを閲覧するか、本社に問合せをする必要があったため、販売活動のボトルネックになっていました。CIERTOは作品画像を的確に探し出すことができ、さらにはプレビュー機能を活用し作品イメージまでWeb上で確認できます。この様に、CIERTOは販売活動強化を支援する作品画像検索システムとして確固たる仕組みとなっています。

  • 版権情報管理によるコンプライアンス強化

    アート作品は版権情報の管理が非常に重要で、データの誤使用は会社の信頼度に大きく関わります。これまでは特定の担当者に版権情報管理が依存し、エクセルベースでの管理になっていたため版権確認作業に時間を要していましたが、CIERTOでは作品画像に発売時期やライセンス可否などの版権情報が紐付けて管理されており、営業部員でも自ら版権情報を確認することが可能になりました。さらに、版権情報に応じてアセットのダウンロード制御を設定しているため、誤使用・不正流出を防止することができコンプライアンス強化に成功しています。

  • 業務最適化と作品画像の充実を図るデータ共有

    同社はアート作品の商品供給元である工房とのデータ受け渡しでゲストリンク機能を活用しています。CIERTOのゲストリンク機能は、共有したいデータを選択し、共有したい期限とパスワードを設定するだけで使用できるため、直感的な操作でセキュアにデータを受け渡すことができています。今後は、商品供給元の工房にもCIERTOにアクセスしてもらい、現在は社内で作業している作品画像と作品情報の登録やメンテナンスを工房が自ら行うことができる環境を作ることで、業務効率化とCIERTOに格納される作品画像の充実をさらに図っていきたいと考えています。

  • 営業部員からの問合せ減で400万のコスト削減

    同社は全国のショッピングモールや展示会場で年間650回の展示会を開催しています。CIERTO導入前は、アート作品についての本社への問合せが1会場につき2、3件ほど発生していました。在庫数や販売作品の外寸、重さ、額縁のサイズなど確認対応に半日を要するケースもあり、本来の業務を圧迫している状況にありました。現在では、営業部員が本社担当に頼らずとも作品情報を確認できる環境が整備されたため年間650時間以上の問合せ対応時間の削減に成功し、金額にするとおよそ400万円のコスト削減に繋がっています。

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デジタルアセット管理システム「CIERTO(シエルト)」は、企業の事業活動(広報・宣伝・販促・営業活動)における媒体・コンテンツ制作に関わるあらゆる情報をクラウドやライセンスベースで一元管理するシステムです。コンテンツ制作に関わる各関係者は、CIERTOを中核にオンラインで制作工程を進行することにより、媒体制作における生産性向上やリモートワークが実現します。CIERTOは商品に関わるマスタ情報を一元管理し、ECサイト、Web-CMSへの情報配信も支援します。統一された情報を多メディアに展開することでのブランド管理やチャネル配信のリードタイム短縮を実現し、企業の販促活動をサポートします。
CIERTOは日本国内における実績と先進性を評価されて総務省が支援する「ASPICクラウドアワード2019」において総合グランプリを受賞しています。2022年には「APAC CIOOutlook」において「2022DAMソリューションプロバイダTOP10」に選出されています。