森永製菓株式会社 様
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DX推進部門
営業部門
営業支援部門
森永製菓株式会社
1899年創業。国内では、菓子食品事業・冷菓事業・in事業・通販事業、海外では米国事業を中心に、主に食料品製造事業を営んでいます。 「森永製菓グループは、世代を超えて愛されるすこやかな食を創造し続け、世界の人々の笑顔を未来につなぎます」をパーパスに、心と体をすこやかにする食を創造し、誰もが笑顔で過ごせる持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
ほしかった機能を備えた、新たな商品画像管理システムの導入
-商品画像管理システムの刷新による、業務効率化と新たな活用展開の探索-
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課題/ソリューション 1
【課題】
分散管理された商品画像の管理による業務負荷の軽減 年間数百点を超える新商品やリニューアル商品に関連する画像や版下・出稿データが複数のシステムに分散していました。そのため、各システムを横断して商品画像や版下データを取得する必要があり、業務負荷が高まっていました。
【ソリューションと成果】
商品画像の一元管理による業務工数削減 商品画像や版下データの一元管理により、利用者は必要なデータへ迅速かつ確実にアクセスできています。これにより、社員の業務効率が向上し、業務の工数削減を実現しています。 -
課題/ソリューション 2
【課題】
検索条件が限定されていた社内システムの改善を模索 以前の社内システムでは、検索条件が限定されていました。また、商品画像の使用時に必要となるJANコードや商品サイズ、発売日などの情報は別システムで検索する必要があり業務効率化の余地がありました。
【ソリューションと成果】
検索項目数の増加と検索方法の多様化による、検索スピードの向上 商品名や商品コード、発売年月を用いた従来の検索項目に加えて、JANコードや製造工場情報、管理部門情報など様々な項目の商品情報を用いて検索できるようになりました。また、AND検索やOR検索など多様な検索方法によって商品画像の検索スピードが向上しています。 -
課題/ソリューション 3
【課題】
各担当の画像作成や編集作業による効率面の課題 商品画像の編集・加工は、これまではダウンロードした画像を他のソフトにアップロードする必要があり、効率面に課題がありました。
【ソリューションと成果】
形式変換やトリミング、画質変更による画像の迅速な活用 photoshopやAdobeソフトを使用することなく、誰でも簡単に画像形式の変換やリサイズが行えるため、用途に合わせた画像の迅速な活用が可能になっています。
導入の背景 | 担当者様インタビュー
ガバナンスと現場課題を満たす、適切な資産管理システムの構築
長年に渡り蓄積されたブランドコンテンツや商品デザインを会社の重要な資産として管理するべきという課題に、CIERTOがまさに適合したことが導入を推進する上で非常に大きなポイントでした。しかしながら、現場の課題やニーズを新たなシステムに反映することに難しさを感じていました。そうした懸念に対して、VPJ社は提案初期段階から多数の課題をひとつひとつ運用に落とし込み、更にはリリースに向けてタイトなスケジュールにも丁寧に伴走してくれました。そのため、会社と現場が抱える課題の解決を同時に実現することができました。同じ食品メーカー業界の活用事例の存在も安心感に繋がっています。
商品立体画像
ブランドロゴデータ
版下データ
活用方法
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商品画像の即時確認と適切な公開設定
パッケージを構成する画像素材のAIデータを確認する際に、これまではphotoshopなどの専用ソフトがインストールされた端末で確認するといった業務が発生していました。CIERTOでは画像素材のAI データでもプレビュー機能で簡単にイメージを確認することができるようになっています。また、機密性が高いため公開を制限する必要がある版下データも、ユーザにボリューム単位で権限設定することで、高いセキュリティも維持できています。
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商品パッケージ裏面の文字情報での検索も実現
CIERTOでは、商品コードやパッケージサイズ、発売日などの複数の条件を組み合わせた検索ができるようになっています。 更には、Illustratorで作成された商品パッケージや版下データのテキスト全文検索により、パッケージ裏面に記載された栄養成分などの文字情報などから必要なコンテンツを探し出すことができます。また、サポートメニューの一環として、利用率が高い検索キーワードのランキングを確認することができるため、現場ニーズを的確に捉えたシステム運用が可能になっています。
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システム連携で実現する商品情報の登録自動化
商品マスタシステムと連携することで、商品画像に付帯する様々な項目の商品情報を自動で1日1回取り込むことができています。これにより、画像登録担当は、商品コードのみメタ情報として入力するだけで、検索性の高いシステムの提供が可能になっています。また、手作業で起きうる入力の漏れやブレを防止できる点も評価しています。副次的な効果として、コンテンツの検索性向上により商品カテゴリなどの細かなフォルダ分けも不要になり、画像登録の作業も回避できています。
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取引先や得意先との効率的なコンテンツ共有
従来、取引先や得意先へ商品画像を共有する際は必要なファイルを収集し、変換・リサイズを行い、共有フォルダに格納したのちに圧縮したファイルをメールなどで送付していました。 CIERTOでは、URLをパスワード付きで発行することで、コンテンツのセキュアな共有が可能です。URLを受領した担当者は、画像イメージを確認し直感的にコンテンツをダウンロードができます。これにより、営業・マーケティング担当だけでなく、取引先や得意先の業務負荷の軽減も実現していると考えています。
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デジタルアセット 管理システム
製品サイト:https://www.vpj.co.jp/product/cierto/