株式会社NHK出版 様
制作部門
株式会社NHK出版
株式会社NHK出版は1931年に、NHKラジオ第2放送の開局にあわせて、講座番組テキストの発行および販売を専門とする出版社として設立しました。創業以来、90年以上にわたりNHKグループにおけるただ一つの出版社として、放送テキストや書籍を発行しており、一人ひとりの幸せな暮らしを後押ししてきました。出版という切り口で「情報空間の参照点の提供」「信頼できる多元性確保への貢献」という役割の一端を担っています。
月刊30誌以上の編集制作現場を大幅に効率化した、セキュアなクラウドデータ管理の実現
-社内外の円滑なデータ共有により、編集リードタイムを大幅短縮-
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課題/ソリューション 1
【課題】
データ共有時の情報漏洩リスクとセキュリティへの懸念 印刷所へは、CD-R、DVD、USBメモリを使用してデータを共有しており、情報漏洩リスクを抱えていました。また、セキュリティの懸念がある無料のファイル転送サービスも利用しており、安全なデータ受け渡し体制の構築が急務でした。
【ソリューションと成果】
セキュリティを担保した安全なデータ共有体制の構築 権限設定したゲストリンクを活用することにより、情報漏洩のリスクを大幅に軽減することができました。音楽の権利管理部門では、楽曲の試聴確認依頼の際、外部の権利者に対してダウンロード不可の設定で共有することで、不正な拡散防止を実現しています。
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課題/ソリューション 2
【課題】
印刷会社ごとに異なるサーバーシステムによる業務の非効率性 編集部門では印刷会社別のサーバーを使用していましたが、インターフェースやサービス、操作方式が各社ばらばらでした。特に編集者が部署異動した場合に煩雑で非効率な作業によりエラーを生み出す原因となっており、システムの統一が求められていました。
【ソリューションと成果】
システムの統一による操作ミスとエラーの解消 全社的なデータ管理をCIERTOへ統一し、操作手順や運用管理の標準化を実現したことにより、印刷会社ごとに異なるシステムに左右される状態を解消しました。また、部署異動による混乱やアップロードエラーの発生など抜本的に改善することができました。
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課題/ソリューション 3
【課題】
タイトな納期と複雑な関係者調整による時間の制約 編集の制作現場では「今晩中にゲラ修正が必要」といった、時間との勝負となる緊急対応が日常的に発生します。多数の関係者と連絡を取る際には、電話連絡やメールの指示を校正紙に転記を伴う煩雑なフローのため、リアルタイムでの同時修正や情報共有が困難でした。
【ソリューションと成果】
場所・媒体を問わないリアルタイム共有で時間制約を克服 関係者全員が時間や場所を問わずデータにアクセス、リアルタイムの修正指示や情報共有が可能となりました。これにより電話連絡やメール指示の転記によるミスを招きやすいフローを解消。在宅勤務や他の業務の合間にPCやスマートフォンでも対応でき、業務効率が大幅に向上しました。
導入の背景 | 担当者様インタビュー
出版・印刷の制作現場に即したスピード向上とコスト削減に貢献
3年前の導入検討の際、他社2社と比較しました。ストレージサービスは多数ありますが、出版物の制作データを管理・活用できる製品はCIERTO以外にほとんどなく、出版・印刷の制作現場との親和性が高い点が大きな決め手となりました。他社製品は媒体ごとの従量課金制が多い中、CIERTOはユーザーID単位の契約で、雑誌を多く手掛ける当社にとってコストバランスに優れ、運用管理がしやすい点も魅力でした。直感的なUIにより、Adobe製品のライセンス不要でデータを確認でき、閲覧環境提供にかかるランニングコスト削減にも寄与しています。 多くの関係者が関与する制作現場では迅速な共有が不可欠ですが、CIERTOは数十秒で対応でき、「これがないと業務が回らない」と言えるほど制作スピード向上に貢献しています。

語学書ラック

新書ラック
活用方法
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掲載タレント写真選定の効率化と誤使用防止
誌面掲載するタレント写真の選定では、撮影終了時点でカメラマンには撮影不備データの事前削除を依頼し、その後もタレント事務所に確認のために送った膨大なデータの中から改めて削除指定を受けるなど、編集部での写真選定の前段階で煩雑なやり取りが多く発生していました。CIERTO導入後は、タレント事務所のマネージャーがタブレットやスマホで対象フォルダの写真を確認し、使用NGの写真を直接削除できる誤使用防止フローを構築できました。これにより、芸能事務所との写真選定のやり取りを大幅に効率化し、誤使用のリスクを解消しました。
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プレビュー機能による環境依存の解消と効率化
編集担当者は、InDesign、Illustrator、Photoshopなど特定のソフトが無くても、CIERTO上のプレビュー機能でデータ確認が可能になりました。会社にある端末でないと確認ができず工程に遅れが出ることが無くなり、CIERTOを導入したことにより対応の幅が広がりました。印刷所から急ぎのデータ確認があってもCIERTOを使えばどこからでも確認することができます。
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電子書籍制作の一気通貫フロー構築
電子書籍の制作フローは、以前は紙の出版物と同様、確認用の電子書籍データを媒体ごとに編集者が校正紙で確認して、データ制作会社に校了連絡するという、時間を要する非常に非効率なものでした。CIERTO導入後はデータをプレビュー機能で確認し、リンクで簡単に電子書店への納品担当に共有もできます。必要な関係スタッフ全員にIDを付与し全社的に使用しているため、電子書籍の管理担当者が部署を横断して俯瞰した立場から確認できる体制も整いました。CIERTO上で電子書籍の一気通貫スキームを構築したことにより、システム統合をメリットとして大幅な効率化を実現しました。
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オートメーション機能で連絡工数を削減
入稿(CIERTO上にデータをアップ)時に、印刷会社の担当者や指定した関係者へ自動でメール通知が届くよう設定したことで、連絡漏れや見逃しによるデータ確認の遅延が解消されました。従来は、多数のフォルダの中から入稿状況を確認する必要があり、担当者が都度メール連絡をしていましたが、オートメーション機能による自動通知でその手間が削減され、関係者間で進捗状況を即時に把握できるようになりました。
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製品サイト:https://www.vpj.co.jp/product/cierto/