Case Study

- 導入事例 -

株式会社 山田養蜂場 様

研究開発部

営業部

key-visual

株式会社 山田養蜂場

山田養蜂場は、ミツバチ産品(はちみつ、ローヤルゼリーなど)をはじめとした天然素材を活かした健康食品や化粧品、自然食品の開発・製造・販売を行っている企業です。養蜂(生産)から出荷まで、一連の仕事を同社が責任を持って行っています。同社が持つ「研究所」では、ミツバチ産品など天然素材の有用性を明らかにするため、日々研究をしています。

企業サイトはこちら

営業活動に必要なあらゆる商品情報管理の実現

- 全社的な情報共有による部門間のコミュニケーション改善と販売力強化 -

  • 部門を横断する商品情報の集約管理の実現

    同社ははちみつ・ローヤルゼリーを中心に健康食品、自然食品、化粧品など約200種類を超える商品を展開しています。化粧品や健康食品という特性上、商品スペックや研究情報、特許・商標を含む知的財産情報など一言で商品情報といってもその種類は多岐に渡ります。部門ごとに散在していた商品情報をCIERTOに一元管理しただけでなく、研究情報や知的財産情報を商品に紐づけて管理したことで、どの部署も必要情報を即座に確認できる理想的な商品情報管理を実現しました。

    株式会社 山田養蜂場_sol-img01

  • 研究・商品開発部門から営業・広報へ向けた情報配信の効率化

    研究開発部が営業部など他部署に情報共有する際、メールや口頭で情報共有をしていたため、担当者に伝えた情報が部内で共有されていなかったり、担当者ごとに認識のズレが生じることがありました。現在はCIERTO内で情報を更新すれば関係者全員に情報共有できる体制に変わり、日常的な情報共有・情報配信の大幅な業務改善に繋がりました。これまでのような情報提供依頼を受けて都度対応をするといった定型的な作業が削減され、年間300時間以上の業務削減に成功しました。

    株式会社 山田養蜂場_img02

  • 商品情報の統合管理による販促物の訴求力向上

    CIERTO導入前はEC サイト、HP、カタログ、プレスリリース、ニュースレターなどを作成する際、必要な商品情報の収集や確認に時間がかかり、事務的な作業で媒体制作の時間が圧迫されている状態でした。現在は、顧客に商品を訴求する為に必要な商品情報を集約した「小売目線のデータベース」をCIERTO で構築し媒体制作に活用しています。各媒体に記載するべき情報は全てCIERTOに集約されているため、販促物の品質向上・訴求力向上に繋がっています。

    株式会社 山田養蜂場_sol-img03

導入の背景 | 担当者様インタビュー

CIERTOだからこそ理想とする商品情報管理システムを実現できました。

取り扱う商品情報は商品スペック、研究情報、素材情報、知財情報、販促ツール等多岐に渡りますが、これまでは部署や年代によってそれぞれ独自の方法で管理されておりました。これにより、必要な情報を見つけにくく、部署間の情報伝達が遅れがち等の課題があり、これを解決するためには部門を横断して利用できる商品情報管理システムが必要であると判断しました。複数システムを検討しましたが、他社製品は属性情報の項目が固定され運用に合わせた柔軟なデータベース構築ができなかったり、価格が高額であったりといった課題がございました。その点CIERTO は、機能が豊富でUIもわかりやすく、デジタルアセット管理システムをベースに、商品情報管理としても有効に活用できる点が大きな決め手でした。また、弊社が要求した機能についても標準機能として追加してくれた点も高く評価しています。リリースから1年ほどで利用率は1.5倍に増加し、さらに複雑な商品情報管理に対応する為に、CIERTO PIMオプションについても導入を検討していきたいです。

  • 株式会社 山田養蜂場 サービス画像1

    山田養蜂場の商品

  • 株式会社 山田養蜂場 サービス画像2

    ローヤルゼリーを配合した化粧品

  • 株式会社 山田養蜂場 サービス画像3

    山田養蜂場で扱っているはちみつ

活用方法

  • 商品情報一元管理による商品検索時間短縮

    同社では、健康食品や化粧品という商品の特性上、商品情報として研究結果などのエビデンス、素材情報、特許・商標など多種多様な情報の紐付けが求められます。CIERTOではファイルやフォルダに対して、自由に属性情報を付与することが可能であり、商品の特性に合わせたデータベース構築が可能です。また、データベースを活用したリンク設定も行える為、商品フォルダから関連する特許・商標、研究情報や競合情報などを即座に参照できる環境を提供します。従来のファイルサーバー /Excelでの情報管理では検索に膨大な時間が発生していましたが、CIERTO 導入後は検索時間だけで年間 200時間以上の削減に繋がっています。

  • 顧客へ向けたスピーディーな商品提案を実現

    同社ではテレマーケティングを行う部門があり、顧客との窓口として商品説明や問い合わせ対応を行います。テレマーケティング部門が商品案内のトークスクリプト(台本)やQ&A を作成する際、CIERTO から情報を取得して資料作成を行っています。新商品リリースの数週間前には CIERTO に情報を格納するというルールを各部門が徹底しており、資料作成時間の確保、品質の向上を実現しています。また、営業が電話での応対時に資料に記載されていない情報が必要になった際は、CIERTO で詳細情報を確認し案内できるため、顧客 を待たせずにその場で商品提案ができる環境が整いました。

  • 秘匿性の高い情報の公開コントロール

    商品情報管理システムの活用により全社的な情報共有を進める一方で、秘匿性が高い商品開発に関わる情報が誤って、外部に流出してしまわないように公開範囲のコントロールが求められていました。CIERTOは、秘匿性の高いコンテンツにアクセスした際に、権限に合わせて表示/ 非表示の制御を実施しデータが誤使用されるような漏洩事故を防止します。ファイル単位で設定でき、タイマーやメタデータ設定など運用に合わせた公開制御が柔軟に設定可能です。同社ではCIERTOで商品情報を集約し一元管理をしていますが、本機能を活用することで情報漏洩リスクを排除し安心したシステムの活用が可能です。

  • 全文検索によるコンテンツ活用促進

    同社の商品情報管理システムには、研究論文のデータや過去の販促物など様々な種類のドキュメントファイルが格納されています。CIERTOはドキュメントファイルを検索する際、ドキュメント内部のテキストで検索が可能であり、属性情報を別途付与する必要はありません。同社では、論文や学術誌を一覧化したリストから探していましたが、全文検索で簡単に文書が探せる為、手間をかけずに論文の有無が判断できるようになりました。また、同社では販促物検索でも同機能を活用しており、商品名や素材名等、過去の販促物を検索することで、いつ・どの情報を出したのかを明らかにすることができ、校正や発信する情報の統一が容易になりました。

関連商品

デジタルアセット 管理システム

デジタルアセット管理システム「CIERTO(シエルト)」は、企業の事業活動(広報・宣伝・販促・営業活動)における媒体・コンテンツ制作に関わるあらゆる情報をクラウドやライセンスベースで一元管理するシステムです。コンテンツ制作に関わる各関係者は、CIERTOを中核にオンラインで制作工程を進行することにより、媒体制作における生産性向上やリモートワークが実現します。CIERTOは商品に関わるマスタ情報を一元管理し、ECサイト、Web-CMSへの情報配信も支援します。統一された情報を多メディアに展開することでのブランド管理やチャネル配信のリードタイム短縮を実現し、企業の販促活動をサポートします。
CIERTOは日本国内における実績と先進性を評価されて総務省が支援する「ASPICクラウドアワード2019」において総合グランプリを受賞しています。2022年には「APAC CIOOutlook」において「2022DAMソリューションプロバイダTOP10」に選出されています。