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プレスリリース

2011年06月08日

大手広告会社マッキャンエリクソン、デジタルアセット管理システム「WebNativeSuite」のクラウドサービスを運用開始

-販促・広告素材のオンライン共有プラットフォーム構築によるコスト削減と業務効率化の実践-

株式会社マッキャンエリクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長&CEO:ケビン・ラムジー)は販促・広告素材のオンライン共有を目的として、株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(略称: VPJ、本社: 東京都渋谷区、代表取締役: 三村博明)が提案・販売を行うデジタルアセット管理(DAM)システム「WebNativeSuite」のクラウドサービスの運用を開始しました。これにより同社での素材共有による効率的な業務フロー構築でのコスト削減と、クライアントである広告主のロイヤルティを高めるためのプラットフォームのサービス展開を可能にしています。

<導入の背景>

同社は、世界有数の国際広告会社の日本支社として、国内における様々な業種のクライアントを対象に、広告を中心とした事業・商品開発、ブランド戦略の立案などを行っています。近年、広告業界における厳しい市場状況を背景に、コスト削減のニーズが高まっていました。そうした中、従来、販促・広告素材の共有にCDやDVDによるメディアを用いていたことで、余剰なコストが発生。物理的な共有による、作業負荷やタイムロスが発生していたことが、制作工程における阻害となっていました。

今回、本システムを採用することで、省コストとクリエイティブ作業の業務効率化を可能にする素材共有プラットフォームの構築を実現。同社の制作チームと外注の制作スタッフは、販促・広告ツール等の制作に使用される素材・制作データをオンライン共有できるようになったことで、従来制作過程において発生していた、メディア配送のコスト削減につなげることが可能となりました。さらに、物理的な受渡しが不要になることで、素材データのコピー作業や配送手配の作業負荷の削減に繋げ、制作作業のスピードアップが可能となっています。

<導入メリット>

また、同社が採用したシステムは、今後クライアントに向けた販促情報オンライン共有を行うWebプラットフォームとしての活用が想定されています。WebNativeSuiteは、画像変換機能を備えていることで、Webブラウザから簡単な操作で販促素材のファイルフォーマットを制作する媒体に応じ変換しダウンロードすることが可能です。Webや印刷、動画を組み合わせた多媒体展開が標準的に行われるなか、販促素材を自由に取得することが可能となることにより、クライアントのクロスメディアマーケティングを充実させるサービス展開が可能となっています。

≪株式会社マッキャンエリクソンについて≫

(株)マッキャンエリクソンは、日本で50年の歴史を誇る大手国際広告会社。米国ニューヨーク本社を拠点に、120カ国に310オフィスを持つマッキャンエリクソン・ワールドワイドの日本法人。1997年にマッキャン・ワールドグループを結成。グループ会社と協働し、統合されたマーケティングソリューションを提供。クライアントのブランドに変革をもたらすことにより、クライアントのビジネスを成長させることを使命とする。2010年7月に(株)マッキャン・ワールドグループ ホールディングスを発足。グループ会社としては、メディアプランニング・バイイングのUMを含めた(株)マッキャンエリクソン以外に、(株)モメンタム ジャパン、(株)エムアールエム・ワールドワイド、(株)マッキャン ヘルスケア ワールドワイド ジャパン、(株)青山クリエイティブスタジオ、(株)ENJIN等がある。

関連情報:Xinet(ザイネット)

Xinetは、商品画像、商品情報、HTML、動画、それらに関連する著作権情報やバージョン情報といったコンテンツを一元的に管理するデジタルアセット管理システム(DAM)です。販促媒体の制作進行過程でXinetを活用することで商品写真や関連情報が自然と集約されるため、最新のマスタデータの管理や関係者間での適切なファイル共有が実現します。販促宣伝マーケティングを支援するクロスメディアプロモーション・ブランドマネジメント強化を実現します。

関連情報:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要

□本社:東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル7階
□代表取締役:三村博明
□設立:平成6年1月6日
□資本金:3500万円
□事業内容:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、コンテンツオーサリング環境を総合的にインテグレートするソリューションプロバイダとして1994年に設立。Windows、Mac、UNIXが混在するクロスプラットフォーム環境でのシステム構築、通信プロトコルやファイルフォーマットの違いから生じる問題の解決を得意としており、DTP、CG、ビデオと広がりを見せる画像・映像を中心とするコンテンツ制作分野への豊富な経験とノウハウが特徴です。VPJの提供するシステムは主に制作ワークフローの構築に主眼を置いており、独自のワークフローアプリケーションやデータベースなど最新のITをベースに構築されています。これらのシステムは、テレビ局、CG/ビデオプロダクション、大手印刷会社、広告代理店、デザイン事務所等のコンテンツ制作市場に幅広く納入されています。

製品・リリースに関するお問い合わせ
  • 株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
  • TEL:03-4361-2018  FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp