紙･Web･SNS･モバイル･タブレットへ向けた編集支援の機能が強化された最新バージョンリリース

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン（略称：VPJ、本社：東京都渋谷区、代表取締役：三村博明）は、同社が新聞・雑誌・情報誌・広報誌などの出版ビジネスに携わる現場へ提案・販売を行う「WoodWing Enterprise」の最新バージョン「Enterprise8」のリリースを発表しました。Enterprise8では、出版ビジネスに求められる複数メディアに対する編集支援の機能強化が行われています。また、リキッドレイアウトや代替レイアウトの機能が追加されたAdobe InDesign CS6にも対応し、よりクリエイティブで生産性の高い編集・配信フローの環境構築を実現します。

メディアの増加とともに読者のニーズも多様化し、出版ビジネスにおいて誌面発行・Web配信・SNS運営・モバイル/タブレット配信などへの対応が急務となっています。こうした複数メディアに対するコンテンツの編集・製作・配信には、従来の単一メディア時代とは異なる新たなワークスタイルの採用が求められています。
このような課題に対して「WoodWing Enterprise」は、新聞や雑誌などの製作に使用されるAdobe InDesignをベースに効率的な編集・制作を行うことができ、複数メディアへ向けたコンテンツ配信が行えるエンタープライズコンテンツマネジメントシステムです。すでにワールドワイドで大手新聞社・出版社を中心に約3000社以上の企業が、複数メディアに対する効果的なアプローチと効果的な生産環境の構築を目的に採用しています。
誌面編集におけるデータ送稿からステータス管理、修正まで編集作業を支援する多彩な機能により効率的な制作環境を提供。さらに、Adobe InDesign/InCopyをベースにネットワーク上における複数人での誌面編集が可能なため、編集・制作プロセス全体を最適化します。また、Adobe Digital Publishing Suiteとの連携で最新のタブレット・スマートフォンへのアプリ製作にも対応。オープンなシステム構造は外部のWeb-CMSやSNSとも連携し、誌面で利用したコンテンツを効率的にWebサイトやTwitter、Facebookへスピーディに配信を行え、複数メディアへの効率的なアプローチを実現します。
今回リリースされた「Enterprise8」では、全世界各社の要望を集約し関係者間のコミュニケーションをスムーズにするための編集支援の機能強化が行われています。さらに、コアシステムに新たな通信プロトコルを採用することでアップロード・ダウンロード速度を従来比3倍以上まで高め、利用者へより快適な制作環境を提供。最新のテクノロジーを取り入れ、出版ビジネスにおけるよりクリエイティブで効率的な編集・制作・配信フローを提供します。

注釈機能

進行中のドキュメントに対してコメントを追加することができます。さらにこれらは承認・非承認で精査することができ、余分なコメントの排除を行うことが可能です。コメントに対しての回答も行えるため、誌面に対して行われた指示と対応をすべて一覧で表示することができます。

企画タブ機能

Enterpriseのコンテンツ管理ツール上で、画像のインライン編集やハイパーリンク作成などタスク・ドキュメントの管理が行えるようになりました。

Adobe CS6ラインのサポート

Adobe InDesignのCS6をサポートし、リキッドレイアウト・代替レイアウトなどの機能が利用できます。